Python言語で使われる関数を軽くまとめてみました。
※ここに書かれているのは基本的な関数で、実際はもっとたくさんあります。
もしも、もっとたくさん知りたいという方は、こちらの公式サイトで組み込み関数の一覧が見られます。
さて、私が学んだ基本的な関数はこれです!
- 入力・出力
print()
input()
- 型の変換
- float()
int()
str()
- 計算を簡単にする
abs()
max()
,min()
それぞれの関数の意味
print() は文字を表示。input()は文字の入力。
float()は小数に変換。int()は整数に変換。str()文字に変換
abs()は絶対値を計算。max()は最大値を計算。min()は最小値を計算。
もう少し詳しく見ていくぞ
入力・出力
print() は文字を出力。int()は文字を入力する。この2つの関数はめちゃめちゃ使うので、コードまで覚えていた方がいいかもしれません。ただ…、たくさん使うので無意識に覚えてしまうとは思います。
print("おはよう")
#このプログラムを実行すると
おはよう
#と表示されます。
inputを使ってみると・・。
X = input("名前を入力:")
print( X + "様、いらっしゃいませ")
このプログラムを実行すると
名前を入力:
#が表示され、文字を入力することができます。そして、文字を入力すると
(入力した名前)様、いらっしゃいませ
#が表示されます
型の変換
型、というのは種類みたいなものです。例えば、「あ」は文字型。「12」は整数型みたいな感じです。詳しくはこちらの記事を参照してください。
float(),は小数型(浮動小数点数型)に変換。int(),は整数型に変換。str()は文字型に変換。
小数の変換の例を見てみましょう。X に小数である「3.4」が代入され、X + Xで3.4+3.4 = 6.8
となります。
X = float(3.4)
print(X + X)
#このプログラムを実行すると
6.8
#が表示されます
int()もstr()も同じ要領です。※int()に関しては、上記↑のfloatの部分がintになるだけなので割愛します。
str()は、文字型に変えるので、数字を入力してもOK。例えば
X = str(6)
print(X + X)
#このプログラムを実行すると
66
#が表示されます。
このように数字は文字として認識されるので、「6」という文字が重なって「66」と表示されます。
さらに文字の入力と型の変換を使うとこんなプログラムも作れます。
suuji = input('小数を入力してください:')
X = float(suuji)
print(X + X)
このプログラムを実行すると
小数を入力してください:
#と表示され,小数を入力できます。小数を入力すると。
(入力した小数)+(入力した小数)
#入力した小数の計算結果が表示されます。
同じプロフラムをもう少しスマートに書くと,こんな感じです。
X = float(input('小数を入力してください:'))
print(X + X)
inputで入力した文字を、floatで小数型に変換し、それをprintで表示しています。
計算を簡単にする
abs() は数字の絶対値を表示。 min()は複数の数字のうち最小の数字を表示。max()は複数の数字のうち最大の数字を表示。
※絶対値とは、「大きさ」だと思ってください。例えばー1の絶対値は+1、+5の絶対値は+5です。マイナスの大きさなんてありませんよね、なのでー1は+1になります。ただし厳密には違います。
使い方は、型の変換の時とたいしてかわりません。abs()を例に挙げます。
X = abs(-1.4)
print(X)
#このプログラムを実行すると
1.4
#これが表示されます
min()と max()の使い方はほとんど同じです。max()を例に挙げます・
X = max(2,6)
print(X)
#このプログラムを実行すると
6
#2と6のうち、大きい方の数字である「6」が表示されます
そして、input(),int()とmin()を利用するとこのようなプログラムを作れます。
X = int(input("整数を入力してください:"))
Y = int(input("整数を入力してください:"))
print(min(X,Y))
このプログラムを実行すると
整数を入力してください:
#が表示され、数字を入力できます。
整数を入力してください:
#同様にもう一度数字を入力でき、入力すると
(入力した数字のうち大きい方の数字)
#が表示されます。
最後に注意点。
floatには小数型、intには整数型を入れないとエラーが出ます。なので関数にどのデータ型を入れるのかを理解することが重要です。また型の変換などの関数は、input、print関数、と併用して使うことが多いので、inputとprintの使い方はマスターしましょう!
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