変数?型?って何?
という方へ。C++における変数と型について説明していきます。
本題に入る前に、変数と型の意味を感覚的に理解しましょう。意味や名前はそんなに重要ではないと考えているので、ふーん、くらいの理解で大丈夫です。
変数:a = ○。この「a」って○に何を入れるかで変わりますよね。(a = 2 や a = 7 など)このように変身できるものをカッコよく変数と呼んでいるのです。
型:鬼滅でも火の型、雷の型ってありますよね。コードでも文字の型、数字の型のように区別しているだけです。
なんとなくご理解いただけたでしょうか?
では、本題に行きましょう
・型の種類は、大きく3つ:int,double,string
「int」は、整数の型を表します(整数は、1,0,-2などのこと)
「double 」は、小数の型を表します
「string」は、文字の型を表します。
コードの書き方
型の種類が分かったと思うので、次は使い方です。コードの書くときには、知識よりも使い方の方が重要です!ですので使い方は、理解した方がいいかと考えます。
しかし、コードの書き方は単純です。最初に書き方を紹介して、その後解説します。
#include <bits/stdc++.h>
using namespace std;
int main() {
int a = -3;
double b = 0.8
string c = "カラスク!!";
cout << a << endl;
cout << b << endl;
cout << c << endl;
}
このプログラムを実行すると・・・↓↓のように表示されます。
-3
0.8
カラスク!!
coutの意味が分からないという方は、こちらの記事が参考になると思います。
・コードの書き方・解説
①型②変数の順で書けばOKです。
int a ;
double d;
/*型の名前、変数の順で書いている*/
など、型→変数で書きます。もし、変数に何か入れたいときは、「=」を使えばOK!(かっこよく言うと、代入と言います)
int a = 4;
こんな感じです。
変数を書くときの注意点!
①変数の文字:最初文字は数字を使っちゃダメ!intなどの変数もダメ!同じ文字を使うのもダメ!
②;を忘れない
③型と変数は合わせる!
① 最初文字は数字を使っちゃダメ、intなどの変数もダメ! 同じ文字を使うのもダメ!
変数の文字は、aでもbでもnameでもいいのですが、最初に数字を入れることはできません。つまり、1aという変数は作れません。しかしa2と2つ目以降の文字では数字を使ってもOKです。
また、intなど、既に別の役割を持っている文字を変数にすることはできません。
そして同じ文字を使うのもNGです。
int 1a ;
/*1aという変数はダメ*/
int a2;
/*二文字以降なら数字もOK*/
int int = 3
/*intは既に役割があるから変数にできない*/
int X = 2
int X = 5
/*Xを2回使っているのでエラーになる*/
②「;」を忘れない
変数を宣言したら「;」をわすれないでください。まじで、よく忘れます。
int suuji = 3;
/*「;」を忘れない*/
③型と変数は合わせる!
int なら数字を、stringなら文字にしてください。
int a = "カラスク"
/*↑↑これはNGです!*/
intは、整数を表す型なので、”カラスク”など文字を入れてはいけません! 正しく書くと
string a = "カラスク"
よくあるミスや注意点は、こんな感じです。変数と型は、よく使うので、たくさん使って慣れるのが一番だと思います。
最後までご清覧ありがとうございました。
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