この記事では、C++のコードの複合代入演算子について説明していきます。このコード方法を知っているだけでコードの書き方が非常に楽になります。ですので、プログラミングを勉強している方は、知っておくと便利かと思います。
複合代入演算子とは・・・
複合代入演算子は・・同じ名前の変数が現われる代入文のことです
え?どういうことだってばよ?
具体的に見てみましょう
複合代入演算子とは、X = X + 1みたいな文のことです。
両辺にXが出てきていますよね?このように、1つの文に同じ変数が入っているものを複合代入演算子、というのです。
色々な複合代入演算子
複合代入演算子には、いくつか種類があります。しかしどれも簡単な表現方法なので、すぐにマスターできると思います。
-= , += , /= , *= , %=です!
コードで書いてみると↓↓こんな感じです。
int main() {
int X = 8;
X -= 1;
cout << X << endl;
int Y = 7;
Y += 2;
cout << Y << endl;
int Z = 3;
Z *= 2;
cout << Z << endl;
int W = 9;
W /= 3;
cout << W << endl;
int V = 6
V %= 4
cout << V <<endl;
}
このプログラムを実行すると・・・
7 /*X = X - 1 で X=8なので、X = 8 - 1となります */
9 /*Y = Y + 2で Y = 7 なのでY = 7 + 2となります*/
6 /* Z = Z * 3 でZ = 2なので Z = 2 * 3となります*/
3 /* W = W / 3 でW = 9なので W = 9 / 3となります*/
2 /*V = V % 4で V = 6なので V = 6 % 4となります。(6÷4の余りは、2です)*/
一番使う複合代入演算子はこれ!
先ほど、複合代入演算子の種類を紹介しましたが、実際に一番よく使うコードはこちらです。
++ , —
この複合代入演算子を一番使います。特に++はマジでめちゃくちゃ使います。というか、これ以外ほとんど使わないまである。
++ , — の意味と使いどころ
++はインクリメントと呼ばれ、 X ++1 であれば、X =X + 1を表します。
–は、デクリメントと呼ばれ、y — 1 であれば y = y – 1を表します。
さて、これらの使いどころを紹介します。これを知っているだけで、コードの幅が広がると思いますよぉ~!
++の使いどころ!
++を用いたコードを書いていきます。コードの意味は理解しなくてもOKです!
int main() {
int x = 0;
while (x < 2) {
cout << "カラスク " << x << endl;
x++;
}
for (int y = 0; y < 3; y++) {
cout << "よろしく " << y << endl;
}
}
このプログラムを実行すると・・・
カラスク0
カラスク1
よろしく0
よろしく2
よろしく2
と表示されます。
ここから解説していくぜ
超絶簡単に言います。
複数回、同じプログラムを実行したいときに使います。コードは、コピペでOK!
ちょっと詳しく
whileと書かれている部分があると思います。これはある条件の間でプログラムを繰り返すコードです。詳しくは、他の記事で書いていきます。記事が出来次第、ここにリンクを貼っておきます。
さて、このwhileの文で「cout << “カラスク ” << x << endl; x++; 」 と書いてあるところがあります。
少し簡単に説明すると、この部分が実行されるとx = x + 1によって、実行されるごとに x の値は増えていきます。ですので、x > 2 という条件に当てはまらない時が来ます。それにより、
カラスク0,カラスク1と表示されるのです。
基本的にforと書かれているプログラムも同じようなイメージです。forに関する記事も、記事が出来次第ここに貼っておきます。
まとめ
複合代入演算子は、同じ変数が同じ代入文に来るもの。x = x + 1みたいな
代表例は += ,-=,*=,/=.%=
一番使うのは ++ !!
こんな感じで終わります。最後までご清覧ありがとうございました。
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